予防接種について
予防接種について
- 完全予約制になります
- 来院時間 平 日(午前 9:00〜11:30 午後 14:30〜16:30)
土曜日(午前 9:00〜11:30) - ワクチン接種後は、30分程度院内での待機をお願いいたします。
- ワクチン接種には、接種内容により、公費・自費がございます。
HPVワクチン
子宮頸がんなどの病気に関わるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防できるワクチンです。
完全予約制になります。お電話にてお問い合わせの上、ご予約ください。
ワクチンの種類
- シルガード9価
※全例登録が義務になっております。
注意事項
- 当院での接種対象は女性のみです。
- 未成年の場合は、親の同意が不可欠ですので、保護者同伴の上、ご来院ください。
- 2回目の接種は初回から2か月後、3回目の接種は初回から6か月後となりますが、接種時期について調整が必要な場合はご相談ください。
アブリスボ(RSウイルスワクチン)
2024年6月4日より接種を開始いたしました。完全予約制になりますので、お電話にてお問合せの上、ご予約ください。
ワクチンについて
「アブリスボ筋注用」は2024年1月18日に製造販売承認を取得した「母子免疫による新生児及び乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道感染症の予防」に用いることができる、唯一のワクチンです。2024年5月31日に発売となっております。
また、妊婦さんの他、「60歳以上の者における RS ウイルスによる感染症の予防」にも用いることができます。
新生児や乳幼児の
RSウイルス感染症について
RSウイルス感染症は、RSウイルスに感染することによって起きる呼吸器の感染症です。
新生児や乳幼児が感染すると症状が重くなる可能性があります。
このワクチンを妊婦さんに接種することで RS ウイルスに対する抗体が母体に作られます。この抗体は胎盤経由で胎児に移行し、 新生児から乳児期における RS ウイルスによる下気道疾患発症や感染した場合の重症化を予防します。ワクチンはおよそ生後6か月間効果があるとされており、発症予防効果は 50%、重症化予防効果は 80%と報告されています。接種後 14 日以内に出生した乳児においては、胎児への抗体の移行が十分でない可能性があります。
RS ウイルスは2歳くらいまでにほとんどの子供が1度はかかりますが、7割近くが1歳までに感染し、発熱、咳、鼻水などの症状が出ます。そのうち 1/3 が肺炎、細気管支炎などの下気道疾患を起こし、生後1カ月未満では症状が非典型的で診断が困難な場合があり、突然死につながる無呼吸発作が起こるリスクもあります。
兄弟姉妹からの感染も多いです。
ご高齢者の
RSウイルス感染症について
RS ウイルス感染症は、年齢を問わず何度も感染するため、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで広く認められます。
高齢者や慢性心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息などの慢性呼吸器疾患のある方、免役系が低下している方、他に基礎疾患がある方は、RS ウイルスへの感染が重大な結果につながる原因になる場合があり、RS ウイルスの感染に注意する必要があります。アブリスボを接種すると RS ウイルスに対する抗体の量が増え、RS ウイルスの感染による下気道炎の予防が期待されます。
価格表
接種回数 | 1回の接種料金 (税込) | 当日必要なもの | |
妊娠24週~36週6日までの方 (妊娠28~36週に接種した場合に有効性がより高い傾向が認められています。 ) | 1回 | 33,000円 | なし |
60歳以上の方 | 1回 | 33,000円 | なし |
妊娠24週~36週6日までの方 (妊娠28~36週に接種した場合に有効性がより高い傾向が認められています。 ) | 60歳以上の方 | |
接種回数 | 1回 | 1回 |
1回の接種料金 (税込) | 33,000円 | 33,000円 |
当日必要なもの | なし | なし |