不妊科について
不妊科
不妊外来からのメッセージ
赤ちゃんを望んでいてもなかなか妊娠しないと一人で悩み、病院へ行こうかどうかと悩んでいる皆さん、受診をしてみると同じ悩みを抱えている方がとても多いことに驚くかもしれません。
病院では、不妊症の原因を見つける検査をします。原因は様々ですし、原因が見つからないこともあります。検査の結果を聞いて、不妊症なのは自分または夫のせいではと思い傷ついたり、なんで妊娠しないのだろうと悩むことがあるかもしれません。
不妊治療は、時にゴールの見えない治療です。思うように治療が進まず精神的な負担が大きいことと思います。どのような治療を受けるのか、年齢、治療内容、治療期間、費用等について、後悔しないようにご夫婦で話しあう時間をつくってください。悩んだ時には、お話ができる場があります。いつでも声を掛けてください。
赤ちゃんを授かれるように、わずかながらでもお手伝いいたします。一緒に頑張って乗り越えていきましょう。
当科の特徴
1. 日本生殖医学会専門医によるきめ細やかな医療の提供
2. 一般不妊治療から高度生殖補助医療までご夫婦の希望に沿った診療の提供
3. 妊娠から出産までの包括的ケア(大学病院との連携あり)
4. 日本産婦人科内視鏡学会腹腔鏡・子宮鏡技術認定医による検査・手術
診療内容
・一般不妊治療
(当院は「不妊検査等助成事業」指定医療機関です)
不妊スクリーニング検査
タイミング指導
人工授精
・生殖補助医療
(当院は「特定治療費助成事業」指定医療機関です)
体外受精
胚移植
顕微授精
・特殊検査・手術
子宮鏡検査
子宮鏡手術
慢性子宮内膜炎検査(CD138)
EndomeTRIO(ERA・EMMA・ALICE)※1
子宮フローラ※2
・先進医療
※1 条件により先進医療
※2 子宮内フローラ:
ERA:子宮内膜着床能 検査
EMMA:子宮内膜マイクロバイオーム 検査
ALICE:感染性慢性子宮内膜炎 検査
初診の方へ
・月経周期のどの時期にご来院されても行える検査がありますので、ご都合に合わせてご来院ください。
・受付終了30分前までに2階受付へお越しください。予約は不要です。
・事実婚・婚約中の方は、パートナーと一緒に医師の前で、必要な書類にサインをしてからお二人の検査を開始しています。(治療をご希望の方は、未届けの記載がある住民票を確認させていただきます。)
第三者との婚姻関係が解消(離婚)出来ていない方、同性婚の方は治療対象となりませんのでご注意ください。
受付時間の変更・休診日等につきましては、ホームページの外来予定表またはお電話(03-5280-1166)にてご確認ください。
外来予定表 >
初診時にお持ちいただくもの
・健康保険証(月初めの来院時にも受付で確認させていただきます。)
・問診票(事前に問診票をダウンロードしてお持ちいただくことも可能です。)
※来院されるのがお一人でも、健康保険証と問診票はお二人分お持ちください。難しい場合は、ご本人分のみで構いません。
※外国籍の方は、在留カード、特別永住者証明書、もしくはパスポートをご持参ください。
不妊科問診票ダウンロード(PDF)
男性問診票ダウンロード(PDF)
・基礎体温表2・3ヶ月分の基礎体温表をお持ちください。(デジタルデータでも構いません)
・紹介状・検査データ不妊検査・治療を受けたことのある方は、紹介状・検査データを受付へお出しください。(不要な検査を省ける場合もありますので、検査結果はご持参ください。)
・現病歴のある方は、主治医より不妊検査・治療を行うにあたっての注意事項、妊娠中の注意事項などをご確認ください。主治医からの診療情報提供書、お薬手帳等合わせてご持参ください。
・その他(不妊治療開始前までに、子宮頸がん検査・乳がん検査は1年に1回受けることを推奨します。)
・セカンドオピニオンは予約制で承ります。お電話(03-5280-1166)にてお問い合わせください。
治療の料金について
令和4年4月より、不妊治療が保険適応となりました。
詳しくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
当院での治療の料金については、下記をご覧ください。